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洋服を縫うに適したミシンの解説をします。 |
このコーナーではミシンについて、特にミシンの選択基準について詳しく解説したいと思います。 ミシンに関する問い合わせが多く、解説コーナーを設けました。 ● どのミシンを選んだら良いかわからない・・・ ● 購入したミシンが思うように縫えず、洋服がきれいに仕上がらない!・・・ 洋服を縫う人口(洋裁人口)が減った昨今、手芸向けのミシンが販売の主流になり、洋服を縫いたい人にとっては選びにくくなっています。 「趣味で 洋服をきれいに縫いたい」という一般の方々、 又は、起業目的で ※ 縫製工場で使用する工業用ミシンは部分縫いに特化した機種が多種あります。 個人経営では最小限の機種数で完結したいですね。 そこに絞ってお話します。 ミシン販売店、ネット検索など、並んでいるミシンは主に「家庭用ミシン」です。 詳しくは下の各コーナーでお話しますが、 ミシンには動力(モーター)の差があります。 動力が大事な判断材料となります。 力の弱いミシンは、生地の選択範囲は狭くなり、「どの生地を選んでもきれいに縫いたい」という期待には残念ながら応えてくれないでしょう。 動力の小さい順に並べると下の様になります。 @ 家庭用ミシン(〜900回転/分)
もう一つ必要なミシンは、縫い代の端をかがる 縫合の機能として、洋服がきれいに縫えるミシンはA職業用 又はB工業用です。 B工業用は直線縫いが主体の仕事(カーテン、シーツ、車のシート、作業着等)で、高速を求める場合はお勧めですが、スピードも力も強力ですから、細かな作業が必要な洋服製作の場合は、扱いに慣れた方が使用してください。 ベニヤ板でも縫ってしまうほど強力ですから 扱いには注意が必要です。 特に小さなお子さんがいるご家庭では管理に充分に気をつけてください。 @の「家庭用ミシン」をミシンの本髄と思われている方が多いかと思いますが、服作りには最適ではありません。 詳しく解説します。
正しい選択をして、ファッションへの興味をすぼませることなく 才能を伸ばしていただけたらと思います。 ミシン離れという時代的な背景の中でミシンメーカーも販売店も苦しい時代です。 売る事に走ってしまう傾向も見られます。 また、販売員の側も、服作り経験が希薄になり、本来必要とされる縫製について詳しい人が少なくなりました。 洋服を作る目的に絞ってミシンを選ぶなら、呉々も慎重に選択しましょう。 |
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※ このコーナーをご覧になった後、お勧めのミシン等の情報をお尋ねになるメールや電話をいただくことがありますが、こちらは生憎ミシンの販売店ではない為、具体的な機種や価格等については詳しくありません。 その為、お尋ねのメールやお電話には、お返事できないのが現状です。 |
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